7月30日、研修もいよいよ終盤です。最初はこわごわとバケットを動かしていた研修生も、すっかり成長し、ためらいなく動かせるようになってきました。
今までバックホウ2台体制で行っていた研修ですが、今回からなんと!3台体制で行っています。
C班は材の搬出
C班は造材した木材を、まとめて置いておく「土場」まで林内作業車で持っていきます。小さい林内作業車ですが1トンは載せられる力もち。
ギアの切り替えも手慣れてきました。
材を運んだ後は、こんなことも。
何かと便利に使えるバックホウなのです。
A・B班は作業道へ
作業道の仕上げを行うB班と、作業道の延伸を行うA班は近いところで行っています。
やや傾斜が下りになっているので慎重に移動しています。
水の排水をどう処理するか
この場所は雨のあと水が溜まっていた地点です。地質も粘土質でぬかるんでいる所。
ここは傾斜をつけて、水を拡散させながら下へ逃がしていかなければならないと説明中。
この2日間、何度も何度もやり直した場所です。このあたりは大きな岩もないので、もったいないと思いつつ丸太を何本も埋めて道をしっかり固めました。
谷を渡ってススメ
谷の洗い越しを進んでいます。今まで道がなかったところに、どんどん道ができていく不思議。そして道ができてしまうと、ずっと以前から道があったかのような錯覚に陥るのが作業道作りの醍醐味かもしれません。
私達は当たり前のように道を歩きますが、それはいつか誰かが作った道なんです。
見学のお客様も続々と
ここ2日間で、熊本県議の方々、熊大の先生たち御一行、東大の先生たち御一行、そして休眠預金事業の地球と未来の環境基金、自伐協からと、この2日間は見学ラッシュでした。
小さな3トンバックホウが山でどんなに便利に使えるか、その有能さにあらためて感じ入った方も多かったようです。
根株の掘削も慣れてきました
作業道を作っている時に、どうしても伐らないと前に進めない支障木。伐倒した後に、根株の周りを掘って取り出して道の材料として使います。
研修日に全参加しているIさんのバケット使いはかなり上達しています。やはり乗った時間だけ成長してることがわかります。
すっかりテンションが上がった人達
山の中でのダイナミックな研修に、研修生も見学の方々もすっかり気分が上々に。このまま研修がず〜っと続けばいいのにな、なんて思う時期でもあります。
研修も残りあとわずか。がんばりましょう!
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