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人ボ一体でGo!バックホウ実技

更新日:2023年4月5日

4日間にわたって受講生が取り組んだのがバックホウ(小型車両系建設機械)、いわゆるユンボです。自伐型林業ではバックホウ操作こそ一番重要なパートで、メインの作業道作りはもちろん、伐倒した後に木材を動かしたり、適当な長さに切る造材や搬出まで、ありとあらゆる場面でバックホウは活躍します。

バックホウはまさに自伐型林業では相棒、もしくはバディなのです。あ、おんなじか。

とにかく操作方法をマスターするのは研修では必須。


目指すべきは人馬一体ならぬ人ボ一体!


というわけで、まずは作業道を歩いてみることから。

実際に道を歩いて、どう作っていくべきかを説明していく江良講師。

なんとなく散歩しているわけではありません。どことなくこれから始まる道の準備に心が弾んでいる面々です。


道づくりは山の傾斜がポイント

道作りを説明しています。災害に強い山にするための第一歩として、山の傾斜に合わせて道を作ることが重要です。まっすぐな道を作りたいからといって、山の傾斜を考えず無理にまっすぐに作ってはいけません。


自分たちで道の角度(レベル)を確認している様子。講師に教えられると、道を見る目が少しずつ変わってきています。


バックホウの実技練習


今回は2台のバックホウを使って受講生達が次々に練習していきました。


すでに3日間の練習をこなした受講生たちは、最後にバックホウ実技の確認テストに取組みました。前進、後進、傾斜地走行の確認です。


次第に傾斜走行も慣れてきた様子です。


おっと、キャタピラ外れに気をつけて

キャタピラがムリに引っ張られている様子。これがもっとひどくなるとキャタピラが外れてしまいます。旋回時には、走行レバーを両方少しずつ動かしながら回らなければなりません。


楽しいルンバ

輪切りにした丸太を、掃除機ルンバのごとく前後左右に動かす練習です。ブーム、アーム、バケットをバランス良く操作するのがポイント。3日間の練習で受講生たちは非常にうまく動かせるようになりました。研修が修了する頃には、バックホウで華麗に踊れるようになるかも?!


路面の締め固めがシブイ

土が流れていかないように、道の法面はしっかり締め固めしておかねばなりません。バケットの角度を斜面に合わせてしっかりと押します。シブイ動作ですが、非常に重要な部分です。


思うように動かせない根株

ルンバができるようになると、次は根株を動かす練習です。不規則な根をした切り株をつかんでひっくり返したり移動させたりして、外へ45度の角度に根株を置きます。みんなでガシガシと根株をつかむ、が、ゴロンと転がって元の位置に戻ったりして思うように動かせません。だんだん根株の根が取れてきて切り傷だらけに。


村長が視察に!嬉しいけど緊張するー

途中で内山村長がお茶の差し入れと共に視察に来られました。村長からは林業塾への期待がひしひしと感じられ、みんなも緊張気味にお話を聞きました。


村長といっしょにパチリ。この林業塾を応援してくれると思うと嬉しい受講生たちです。まだまだ研修はこれから。がんばりましょう!

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